FENDER JAPAN SVD-20CE(その2)
こんにちは、どうも、僕です。
こないだギターアンプを買って(ヤフオクで)しばらく経ちましたがろくに音を出せず。そう、現代の家庭事情ではどんなに音が細くても真空管の音が再現できてなくても安っぽくてもギタープロセッサは便利。という真理に到達しそうな心境ですが、オーバー40のおっさんなのでやはり真空管のアンプは素晴らしい、と子々孫々に伝えていかねばなるまい。いやこのアンプのパワー部分はトランジスタなんですけどね。
物欲くすぐる外観
部屋にあってもう置物化してますけど、見た目が良いですよねえ。これはギタープロセッサは絶対かなわない領域。その分場所を取る、という人もいらっしゃるかも知れませんがフロア型ギタープロセッサのいいやつもなかなか場所は取りますし。
クリーンチャンネル
前回書いたかも知れませんけど、クリーンチャンネルがボリュームのつまみの目盛り「1」で結構な音量が出ます。クリーンチャンネルのつまみは仕方がないかも知れませんが他にはEQが「トレブル」と「バス」しかありません。スタジオにほぼあるツインリバーブはどうだっけ?
ドライブチャンネル
ドライブチャンネルはクリーンチャンネルと違ってつまみがたくさんあります。そしてゲイン最小で歪みまくりです。これは他のサイトを見てもよく指摘されています。
回路の仕組みと改造の仕方が上記ブログで記載されています。ハンダすらできない僕にはハードルMAXですが、わかる方はどうぞ。
リバーブ
本物のスプリングリバーブが入っています。効かせたまま本体を揺らすとビヨンビヨン聞こえます。
CAB STYLE
どうやらキャビネットのシミュレータ選択のようです。特にこだわりがなければ「LARGE」で良さそうです。
ミッドブースト
まだいじってません!すみません!その名の通り中域を持ち上げるんだと思います。
なぜアナログが良いのか
いやデジタルでも良いのは良いと思います。ケンパー、AXE、Helix…この辺の機種だと実際プロが使用しているので僕なんかが文句つけようがないです。
ただこれらは中古でも高いんですよね。そして僕が手を出したデジタル製品はVOX VT20+やMooer GE200、NUX MG-300ですけど…。いずれも安物です。画期的とは言われましたが。
音の細さやあんまり本物のアンプを再現できてない等色々文句はつけられますけど、結局は「ジャッ」と弾いたときに「バッ」と音が出るかどうか、スピード感の話になります。レイテンシー。
こういうので練習してると本物のアンプ(真空管アンプじゃなくても)で弾いた時感覚が狂うと言うか逆に違和感でちゃうかもと思います。
利便性で言ったら都内23区で普通の六畳間のワンルームに住んでたらヘッドホンで練習できるギタープロセッサはありがたいです。配信でも便利。あと僕なんかは、一年くらい休んでますが、ギターをオンラインレッスンで教わっていて、スカイプを利用して先生に音を届けるのにこれまたギタープロセッサは便利(別途オーディオインターフェイス必要)でした。
まあ変なこだわりがなければ、デジタルであるギタープロセッサは安くて便利です。IRに対応してれば無限の可能性がありますし。Mooer GE300やNUX MG-30はそこそこ高いですが音良い感じはします。
しかしおっさんの最後の抵抗としてアナログのチューブアンプを持っておきたい…。滅びゆく文明の遺物…。真空管。いやパワー部分はトランジスタですけど。